はじめに
この記事では、Aximmetry SE と Aximmetry DE 製品ラインの違いについて説明します。
注:以下のページでも詳しく説明しています: Aximmetry DEとSE
Aximmetry SE
Aximmetry SE は Single Engine の略です。つまり、単一のレンダリングエンジン Aximmetry Engine を使用します。ネイティブの Aximmetry エンジンは以下を提供します:
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リアルタイム2D/3Dレンダリング、画像処理、ポストプロセッシング、エフェクト、カラーコレクション、LUTなど。
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高度な 3D グラフィックス: PBR、HDR、シャドウ、反射、屈折、被写界深度など。
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マテリアルやアニメーションを含む3DオブジェクトやシーンのCOLLADAやFBXフォーマットからのインポート
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リアルタイムの影、反射、屈折、ライトラップなどによる、ライブアクターとバーチャル背景の合成。
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高度なクロマキー合成機能
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AR制作のサポート
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LEDウォール演出のサポート
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様々な画像やビデオフォーマットの読み込み
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Aximmetry SE 推奨ハードウェア
注:サーバーグレードのハードウェアを使用するワークステーションで作業する場合は、こちらのページを参照してください。
Aximmetry DE
Aximmetry DE はデュアルエンジンの略です。その違いは、Aximmety Engine に加え、DE エディションでは Unreal Engine がサポートされることです。これにより、3つの使用例が考えられます:
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Aximmetry エンジンを個別に使用
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Unreal Scene のレンダリングはバックグラウンドで Unreal Engine が行い、その他の機能 (キーイング、コンポジット、シャドウの追加など) は Aximmetry Engine が行います。- は Aximmetry Engine で行います。
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AR 要素の追加など、両方のエンジンを同時に使用。
Aximmetry の高度なコンポジット技術を使えば、両方のエンジンを連動させることができます。例えば、Aximmetry のエンジンがビルボードをレンダリングしてそのクロマキーイングとサンプリング技術を利用する一方、Unreal Engine がビルボードを配置する仮想環境をレンダリングします。
Aximmetry DE はまた、Unreal Engine でバーチャルオブジェクトをレンダリングし、トラッキングされたカメラ画像やバーチャルカメラ画像に合成することで、AR(拡張現実)制作を可能にします。
Aximmetry DE の推奨ハードウェア
注意:サーバーグレードのハードウェアを使用するワークステーションで作業する場合は、このページを参照してください。