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画像シーケンスを動画として使用

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パフォーマンス

まず最初に、すべての画像シーケンスがリアルタイムで再生できるわけではない点に注意が必要です。画像が大型である場合や、迅速に解凍できない場合、再生がカクカクする可能性があります。

ただし、これらのシーケンスはオフラインレンダリングで利用可能です。また、シーケンス全体がビデオメモリに収まる場合、全体を事前に読み込んでリアルタイム再生を実現できます。

基本使用方法

サブディレクトリを作成し、番号付きの画像をその中に配置します。番号付けでは、任意の桁数を使用できます。例:something_001.jpg, something_002.jpg, ….

コンパウンドにVideo Playerモジュールを追加します。そのDefault Frame Rateプロパティを、画像の再生速度に設定します。次に、Video Fileプロパティでシーケンスの最初の画像を選択します。以上です。この方法はシンプルですが、シーケンスの制御機能は提供しません。

記述子ファイルの使用

シーケンスを保存するサブフォルダーと同じ名前で、ximgseq拡張子付きの記述子ファイルを作成します。このファイルはサブフォルダーのに配置する必要があります(サブフォルダー内ではありません)。例えば、サブフォルダーが「something」の場合、記述子ファイルは「something.ximgseq」と名付けます。

代わりに、画像ファイルのパスを明示的に列挙することもできます。この場合、ファイルは任意の場所に配置可能です。これは、任意の名前が付いた画像ファイルからスライドショーを作成する場合に特に便利です。以下を参照してください。また、[Common]:Compounds\Utilities\Slideshow.xcompコンパウンドも確認してください。これは、メタデータからテキストを取得するスライドショー機能の実装例です。

記述子ファイルは、Aximmetry で動画ファイルと同様に使用できます。

ファイルには以下のパラメーターを含めることができます:

  • FrameRate n - 再生に使用するフレームレート。例:FrameRate 23.976
  • FramesPerSecond n - FrameRate と同一
  • Interlaced - シーケンスにはインターレースされた画像が含まれます。例:FrameRate 25 Interlacedは50i動画として再生されます。
  • Precache - シーケンス全体をビデオメモリに読み込んでリアルタイム再生を保証します
  • Split columns rows - シーケンスは単一の画像として提供され、フレームが指定された列と行に配置されます。例:Split 16 8。この場合、サブフォルダーは不要です。単一のイメージは、同じ名前の記述子ファイルの隣に配置する必要があります。例:something.png.
  • Files - 以降の行で、個々のイメージファイルのパスを明示的に列挙します。各イメージに1行ずつ指定します。パスは絶対パスまたは記述子ファイルに対する相対パスです。このセクションでは、以下の特殊な行を挿入できます:
    • $Subseq listfile path - 外部のファイルから画像パスのサブリストを挿入します。再帰的であり、外部ファイルにも$Subseq指示が含まれるため、階層的なリスト構造を構築できます。
    • $Meta 「ID」 「value」 - リストで指定された直前の画像にメタデータを追加します。これにより、シーケンス内の各画像に個別のデータを添付できます。例えば、スライドショー用の説明テキストなど。これはビデオプレーヤーモジュールのメタデータ出力ピン経由でアクセス可能です。Collection XXXX モジュールを使用して、ID で個々のデータ項目にアクセスできます。

フレームブレンド

ビデオプレーヤーは、再生速度を遅くした場合に2つのフレームをブレンドできます。ただし、これは単純なクロスフェードのため、すべての動画コンテンツにこの機能は適していません。使用するにはフレームブレンドを有効にします。

スライドショーの作成

フレームブレンドがオンで再生速度を遅くした場合、フレームブレンド幅を使用して、クロスフェードが発生する全体のフレーム間隔の割合を制御できます。これにより、各画像が一定時間表示された後、迅速に次の画像にクロスフェードする効果を実現できます。

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